引渡し猶予

「引渡し猶予」とは、売主が買替え物件に引っ越すまでの間、買主は時間的な余裕を与えるということです

引渡し猶予の背景

売主が新居の購入代金を売却した資金を元に当てることにより起こる現象です。そのため、物理的な引渡しの期間を猶予をとる特約を締結します。

具体的な注意点

  1. 1点目は、代金を交付した後に売主が新居に引っ越すまでの期間、占有の明け渡しを猶予します。おおむね代金決済から1週間という設定が多いようです。この間の引渡しまでの期間は無料で住まわせることになります。
  2. 2点目は、一般的には「買替特約」を付されること多いようです。これは売主の買替先の購入契約が何らかの理由により解除となった場合は、現在の住宅の売却契約も解約するという内容です。

多くの場合、購入物件の瑕疵などで売主にも不可抗力の場合がほとんどです。契約書上どおりであれば、買主としてはあきらめなければならないケースとなるようです。

ただ、最低でも買替の住宅ローン審査の承認については、交渉の詰めの段階で確認すべきといえます。